テーマ自体が更新され続けているものは問題ないでしょうが、更新されていないテーマでは画像のCSSが外れて、縦横比が崩れる場合があります。
画像の横幅だけが画面幅に合わされて縦横比が崩れないように、CSSで修正を行ったので参考までに記載しておきます。
ちなみに、今回僕が修正したテーマは無料テーマの「LION MEDIA」です。
Gutenbergの画像の縦横比が崩れる場合のCSS
画像の修正は、下記に記載しているCSSを追記してもらうだけでOKです。
貼り付けるCSS
/**************************************
* グーテンベルクの画像幅調整
* ***********************************/
.content img {
max-width: 100%;
height: auto;
}
「.content」のクラス名(記事内容をまとめているクラス名)がテーマによって変わると思うので、別のテーマに貼り付ける場合は注意してください。
キャッシュのクリアを忘れずに
CSSを追記した後は、忘れずにキャッシュのクリアをして確認しましょう。
スーパーリロードをしてもいいですが、こちらの方法が楽ちんでおすすめです。
【CSSのバージョン管理】スーパーリロードなしで変更を反映させる【SANGO】
画像の縦横比が崩れた理由
画像の縦横比が崩れた理由は、これまで<img>タグに付与されていた、「size-full」というクラスが付与されなくなったことです。
これが原因で、「size-full」クラスに設定されていた、今回追記したCSSと同等の内容が反映されなくなり、縦横比が崩れていました。
figureタグが正しく設定されるようになった
少し、今回の内容とは違いますが、CSSを修正するにあたってHTMLを確認していたら分かったことがあります。
これまで画像は<p>タグが付与されていましたが、Gutenbergでブロックの入力となり画像箇所がWordPressで正しく認識できるようになったためか<figure class=”wp-block-image”>が付与されるようになっていました。
HTML的にはより正しくタグが設定できるようになっていますので、少なからずSEOにも好影響なのかなと思います。
最後に
Gutenbergに変更した後に、画像の縦横比が崩れたサイトがあったので、修正のCSSを紹介しました。
テーマを常に最新の状態に保っていると大丈夫だとは思いますが、テーマ画面から更新できないテーマもあるので、上記のCSSを追記しましょう。