コケ取り名人と名高いオトシンクルス。
そんなオトシンクルスの長期飼育にはコケだけでなく、餌も必要になってきます。
そこで、今回は実際に使ってみてオトシンクルスにおすすめだなと感じた餌を3つ紹介します。
判断基準としては、できるだけ早く餌付いて食いつきが良いかを大事にしています。
読みたいとこから
オトシンクルスにおすすめの餌3選
オトシンクルスはコケを食べてくれるとして有名で、掃除役として様々な水槽に導入されています。
コケがいっぱいある導入当初はいいですが、エビも一緒に導入していたりすると、日に日にコケがなくなり、食べるコケがなくなって餓死してしまいます。
オトシンクルスを長期で飼育するには、オトシンクルスが好む餌を与えてあげるようにしましょう。
デルフレッシュフード(おすすめ)
僕が最もおすすめしているのは、「デルフレッシュフード」です。
詳しくは「デルフレッシュフードを使った感想と比較」の記事で紹介していますが、魚の食いつきがとても良い餌ですが、オトシンクルスも例に漏れずに他の餌と比べると食いつきが良かったです。
コリドラス水槽のオトシンクルスは、コリドラスより先に飛びついてくるくらいです。
キョーリン ひかりクレスト コリドラス(次いでおすすめ)
キョーリン「キョーリン ひかりクレスト コリドラス」が次いでおすすめです。
コリドラス用とされていますが、この餌を使用して問題があったと感じたことがありません。
むしろ、雑食性のオトシンクルスにとって、植物由来の栄養はコケから摂取し、動物性の栄養をこのタブレットから取ることができ、バランスよく栄養を摂取することができると思います。
何よりなかなか餌付きにくいオトシンクルスにとって、誘引力が強いというのがポイントです。
キョーリン ひかりクレスト プレコ
次は、先に紹介したのと同じような見た目のキョーリンの「キョーリン ひかりクレスト プレコ」です。
コリドラス用と違い植物性の強い餌となっています。
コリドラス用とプレコ用と同様に与えてみたところ、コリドラス用の方に早く食いつくようになったため、どちらかというとコリドラス用の方が餌付けするためには向いていると思います。
ただし、植物系を主食とするオトシンクルスにとっては、こちらの方がより本来の餌に近いかもしれません。
餌なしで生きながらえる場合もある
基本的には、餌を与えて餓死することなく十分は栄養を摂取できる環境作ってあげて欲しいところですが、餌なしでも生きながらえる場合もあります。
僕が見た場合だと、照明管理などがされていない、水槽に常に「茶ごけ」が発生しているような環境の場合は、「茶ごけ」をいくらでも食べることができるので、餌なしでも大丈夫だったようです。
オトシンクルスのコケの主食は「茶ゴケ」「斑点状藻」
オトシンクルスのコケの主食は、「茶ごけ」や「斑点状藻」といった、ガラス面や流木などにこびりつくように生えるコケです。
吸盤にこそげ取るように食べるので、ひょろひょろとした紐のようなコケはあまり食べないとされています。
最後に
オトシンクルスにおすすめの餌を3つ紹介しました。
餌付かなくて飼育に失敗しないように、できるだけ食いつきが良いものや、オトシンクルスが好む餌をあげることで、餌付けできる可能性を少しでも上げましょう。
フガフガと水草の上などで一生懸命に動く様から、コケ取り兵器としてではなく、オトシンクルスそのものが可愛くなってくるはずですよ!