ポゴステモン デカネンシスってご存じですか?
僕は、ロタラ ナンセアンを買ったはずなのにポゴステモン デカネンシスだったことから、この水草出会いました。
調子が良い時のライトグリーンの細長い葉は見惚れてしまうほど綺麗なんです。
ぜひ一度、繊細で綺麗なポゴステモン デカネンシスを群生させてみてください。
きっと、あなたの大好きな水草の仲間入りするはずです!
![ポゴステモンデカネンシス](https://small-green.com/wp-content/uploads/2018/11/rotala-nansean-bold-in-tank.png)
読みたいとこから
ポゴステモン デカネンシスとは
まずは、ポゴステモン デカネンシスの特徴をまとめておきました。
ポゴステモン デカネンシスという名前
以前までポゴステモ デカネンシスはロタラ系の水草とされていて、「ロタラ cf ヴェルデキラリス」や「ニードルスクレイルテール」などと呼ばれていたそうです。
個人的にはヴェルデキラリスがかっこよくて好きなのですが…。
ポゴステモン デカネンシスよりは絶対かっこいいでと思います。
でもポゴステモン デカネンシスって名前もなんか癖になる名前ですよね。
ポゴステモン デカネンシスの特徴
シソ科のインド原産の水草です。
画像を見てもらえばわかると思いますが、ポゴステモン デカネンシスはツンツンした繊細なライトグリーンの葉を密に生やす綺麗な水草です。
生長速度は中の上くらいで、ロタラ系よりは遅いですが、早めな方にはいると思います。
調子が良いと、5cm~10cm程度の間隔で脇芽を出し、いっきにボリューム感を出してきます。
茎の太さは2mm程度で葉の長さは2~4cm程度まであり、しっかり生長すると高さもでるので、中景から後景として植えてあげるのが個人的にはおすすめです。
かなり根張りが良く、差し戻しなどで植えこんだ後はすぐに発根してくれます。
ポゴステモン デカネンシスの育て方
育ててみた感覚としては、そこまで難しい水草ではないと思います。
うちの大磯砂利でも育っているので、ソイル必須というわけでもありません。
根からの吸収が強いようなので床材にイニシャルスティックなどで施肥するのがおすすめです。
ポゴステモン デカネンシスの育成要件
項目 | 条件 |
---|---|
光量 | 60cm 20W 3灯以上 |
CO2 | 無しでも可 1滴/3秒(60cm標準水槽相当) |
pH | 5~7 |
温度 | 20~28度 |
水質 | 弱酸性 ~ 弱アルカリ性 |
硬度 | 軟水 ~ 中硬水 |
他の水草と同様にCO2の添加量によって成長スピードが変わります。
しっかりとCO2を添加してあげる方が綺麗な繊細な葉を見せてくれるでしょう。
ポゴステモン デカネンシスの増やし方
ピンチカットと差し戻し、それに脇芽が出やすいので、簡単に増やすことができます。
茎が太く、かなりトリミングに強い印象で、切った所から脇芽がすぐに生えてきます。
むしろ、脇芽が出過ぎて横に広がり過ぎてしまうこともあると思います。
ロタラより育てるのは簡単
同じ水槽にロタラ系も植えて育てていましたが、ロタラの生長スイッチが入る前からバンバン生長して脇目を出していましたのでロタラ系よりも難易度は低いと思います。
水草水槽を考えている人はメジャーどころのロタラは育てられる環境を作ると思いますので、特段の準備は必要ないと思います。
CO2添加なし、低光量では?
CO2添加なし、低光量でポゴステモン デカネンシスはどうなるのか実験予定です。
結果がわかれば追記したいと思います。
ポゴステモン デカネンシスをCO2なしの低光量の水槽に入れてみたところ、一応枯れずにひょろひょろとは生長しました。
きちんと育てるには、やはりCO2が必要だと思います。
まとめ
ポゴステモン デカネンシスは水槽に入れる水草に迷っている人やセンタープランツになるものを探している人におすすめの水草です。存在感たっぷりに水槽の中を華やかにしてくれます。
そこそこ大きく育ってくるので60cm以上の水槽が良いかもしれません。
左奥に植わっているツンツンした水草がポゴステモン デカネンシスです。
![ポゴステモンデカネンシスのある水槽](https://small-green.com/wp-content/uploads/2018/11/how-to-pogostemon-decanensis-sample.png)