レッドテトラ(ファイルーテトラ)がホームセンターで1匹120円と安かったので思わず5匹購入しました。
せっかくなので、レッドテトラは飼い込むと色が濃くなると言われてるのは本当か検証するために、すでに飼っているレッドテトラと色の比較を行いました。
レッドテトラについて
改めて少しだけレッドテトラについて紹介しておきます。
レッド・テトラは、体長が2cm程の小さな熱帯魚です。
カージナルテトラなどと同じく性格は温和で、群泳の習性をもつ魚です。
寿命は3~5年程度で、体色はルビー色のような綺麗な赤色に染まります。
導入し、飼い込んでいくうちにどんどん色が綺麗に出るようになってきます。
まるで本物の「ルビー」のような色あいのため、「ルビーテトラ」と呼ばれることもあります。
「飼い込むと色が濃くなる」の検証
新しく導入したレッドテトラと飼っていたレッドテトラの色の違いを比較していきます。
飼っていたレッドテトラは飼い始めて半年以内の状態です。
レッドテトラの色の比較
下の写真が、新しく水槽に導入したレッドテトラと飼っていたテトラが写っているものです。
真ん中あたりのレッドテトラが新しく導入したレッドテトラで、その他のレッドテトラはすでに飼っていたレッドテトラです。
比較してみると結構色が違うことがわかりますね。
飼っていたレッドテトラはしっかりとルビー色が出ているのに対し、新しく導入したレッドテトラは、ルビー色が薄くなっているので透明に近い色になっていますね。
お店で買ってきて、いざ導入してみると意外と色が薄いなという人も、時間がたつにつれ綺麗なルビー色のレッドテトラになってくれると思います。
状態が悪い時の色
今回導入したレッドテトラの中に特に状態の悪いレッドテトラがいました。
その時の状態がこちらです。
尾びれの部分以外のルビー色がほとんど抜けてしまっていて、ほぼ透明な状態です。
同じレッドテトラとは思えないくらいに色に差が出ています。
状態が上がれば色も出てくるはずなので、注意して育ててあげたいと思います。
より色を引き出す方法(色揚げ)
レッドテトラてとらの色をより引き出したいという人は、レッドテトラに与える餌を「アスタキサンチン」がより多く含まれているものに変えてみましょう。
「アスタキサンチン」を体に多く蓄えることで、熱帯魚の赤色をより濃く引き出すことができます。
ブラインシュリンプや赤虫によく含まれています。
一般的な餌(特にテトラのフレーク系)にもある程度含まれているようなので、そこまで気にする必要はなさそうですが、あまり色が出ないという人は、「アスタキサンチン」が多く含まれているこちらの餌も試してみてはいかがでしょうか。
まとめ
以上が、レッドテトラの「飼い込むと色が濃くなる」の検証でした。
値段も安く、比較的流通もあるレッドテトラをぜひ導入してみてください。
水草水槽には抜群によく合います。
youtubeでもレッドテトラの水合わせの様子と色の比較を見ることができます。