多肉植物の土に硬質赤玉土がおすすめな理由3つ

多肉植物の土に硬質赤玉土がおすすめな理由3つ

多肉植物の土をブレンドしている人はどの土がいいかなとか、割合いをどうしたらいいかなーと色々調べたり考えたりしてると思います。

僕もはじめのころはネット上に欲しい情報がなかったりしたので試行錯誤を繰り返しました。

今では、ある程度ブレンドのベースが出来上がり多肉植物も順調に育つようになったので、おすすめの土を紹介したいなと思います。

今回紹介するのは、多肉植物の基本の土である赤玉土の中でも「硬質赤玉土」です。

おすすめの理由と使ってみた感想をあわせて書いていきたいと思います。

多肉植物の土のブレンドに悩んでいる方はぜひ読んでみて下さいね。

多肉植物用の土の配合は、こちらのページに詳しく記載しています。

多肉植物におすすめの土と配合 【おすすめ】多肉植物の土6種類とブレンドの割合

(硬質)赤玉土とはどんな土?

まず、赤玉土とは…

関東ローム層の表層にある黒土の下にあるのが赤土で、これを乾燥させふるって粒をそろえたものが赤玉土です。

引用:赤玉土とは

赤玉土は最も基本的な栽培用土で、団粒構造で通気性・排水性・保水性がよい中性の土でその他の用土と組み合わせることで自由に調整できます。

多肉植物のブレンドとしても最もメジャーな土で、赤玉土を基本にブレンドの割合を考えている人が多いのではないかなと思います。

無肥料分なので挿し木やさし目の発芽もよく、植え替え直後の疲れた根の負担になりません。

硬質の赤玉土とは

硬質赤玉土は普通の赤玉土とは異なり、赤玉土を焼結させてより強固に固められたものになります。

ひと手間加えられているので普通の赤玉土と比べると値段は若干高くなります。

この硬質の赤玉土は盆栽などにも使用されています。

普通の赤玉土より使い勝手が良いです。

多肉植物に硬質赤玉土がおすすめな理由

これまで多肉植物の土として自分なりに色々な種類の土を試しましたが、今ではこの硬質赤玉土は配合に欠かせない土となりました。

硬質赤玉土の特徴と個人的な感想あわせて、多肉植物の土としておすすめな理由を紹介していきます。

赤玉土を使うなら、硬質の方が絶対おすすめ!

水はけが抜群

多肉植物は一般的な植物より水やりのタイミングが難しく、水のやりすぎで根腐れを起こしてしまったり、葉がパッカリと開いてしまったりするので、かなり慎重に行うと思います。

硬質の赤玉土は焼結された赤玉土なので、用土として必要な性質を受け継ぎつつ、水はけが抜群に良くなっています

そのため、水やりに慎重にならないといけない多肉植物にとってはとても相性の良い土なんです。

水はけが良いということは乾きやすく、根腐れ防止の効果も期待できます。

石のように全く水を吸わないといことはもちろんありません、保水性と排水性が多肉植物の土としてはベストなバランスだと個人的には感じています。

これが硬質の赤玉土をおすすめする一番の理由です。

崩れにくい

赤玉土を焼結されて作られている硬質の赤玉土は普通の赤玉土より崩れにくくなっており、繰り返し使用することができます

普通の赤玉土は長年使用すると崩れてきて排水性や通気性を悪くしてしまうことがありますが、硬質の赤玉土はこの心配が少ないです。

また、乾燥地帯や岩場などで生息している多肉植物にとっては、用土は乾燥しやすく硬い土のほうが向いているような気がします。

やはりできるだけ生息地の環境に近づけてあげるほうが活き活きと生長してくれますよね。

より細かい粒がある

焼結されているためか、一般的な赤玉土と比べてされに細かい粒が販売されています。

ごろごろとした土だけよりも、細かい粒を含んできゅっとしまりがあり排水性が高い土が多肉植物の土としては良いのかなと考えているので、より細かい粒を選べることはメリットだと思います。

実際に育ててみると、ある程度は土の目が細かい方が根張りが良いように感じます

硬質赤玉土とブレンドにおすすめの土

色々ブレンドしてみて感じた多肉植物の用土として硬質赤玉土と相性の良い土を紹介しておきます。

ブレンドの参考にしてください。

また、こちらの記事にもまとめてあります。

多肉植物におすすめの土と配合 【おすすめ】多肉植物の土6種類とブレンドの割合

桐生砂

桐生砂は通気性と排水性に優れていてい、保肥性はなく、水はけの改良に使われている砂です。高山植物(ランなど)の土としても使われています。硬く崩れにくいのも特徴です。

排水性を高めるので多肉植物の土としいてはとても相性の良い砂になります。

日向土

こちらも排水性がとても高く保肥性がない硬い土になります。やはり多肉植物には排水性の高い土は外せません。

メインで使うというよりは、排水性のアップに使う土ですね。

鹿沼土

同じく硬く水はけが良い土です。多肉植物の土をブレンドしている人にとってはメジャーな土になりますね。

鹿沼土の成分は酸性のため大量に入れることはおすすめしません。しかし一般的な植物は弱酸性を好むこともあり、適量入れることにより多肉植物にとっても良い環境を作ることができます。

まとめ

硬質赤玉土は多肉植物にとっても相性の良い土なので、土をブレンドする際には硬質の赤玉土を入れてみてはいかがでしょうか。

細かい硬質赤玉土は化粧砂としても使用することもできたりします。

是非一度、硬質の赤玉土を手に入れてみてください。

おすすめの硬質赤玉土

僕が最もおすすめしているのはこの硬質赤玉土です。二本線と呼ばれています。

かなり粒が細かく質も良いです。赤玉土でより良いものを探してやっと見つけたものでした。

自分でブレンドしている土には必ずこの硬質赤玉土を配合しており、市販の多肉植物の土で溶けてしまったものも、この硬質赤玉土ブレンドの土で合わなかった多肉植物は今のところいません。

ご自身でブレンドするなら、是非候補に挙げてほしい土ですね。

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