大磯砂利などの水槽では、必然的に硬度が上がってしまいがちです。
そのため、特に軟水を好むような生体や水草にとってあまり良くない環境になってしまいがちです。
特に水槽環境が影響しやすい水草は、育てられない種類もあるかもしれません。
硬度を下げる製品を使用してもよいですが、砂利の上にソイルを撒いてみるのはどうでしょうか。
名付けて【ジャリオンソイル】!!(意味は間違っている)
アクアリウムの硬度とは?|硬度が高いと水草がうまく育たない!?
ソイルの効果
そもそもソイルにはどんな効果があるのか、ですが
一般的にはソイルには、
- pHを下げる
- 硬度を下げる
という効果があるとされています。
さすが軟水を好む生体や水草が多いアクアリウム用に開発されているなといったところです。
今回は、この効果を持つそいつを大磯砂利水槽に投入し、硬度とついでにpHを下げてもらおうという狙いです。
砂利の上にソイルを撒く
水槽を1から立ち上げる時と違い、既に砂利が敷き詰めてある水槽に投入していきます。
ソイルの撒き方
ソイルの巻き方ですが、水槽上部からサラサラと撒いてしまって大丈夫です。
今回は、吸着系のプラチナソイル(スーパーパウダー)を撒いていきます。
撒き方としては、手やスコップなどで少量ずつ上からばらつくように撒いていくのが安全ですが、
何回もすくうのが面倒になったので、袋ごと持ち上げて撒いてしまうのが速かったです。
そうすると、まず間違いなく水草に引っかかっているソイルがでてくるので、ピンセットなどで揺さぶってあげればすぐに落ちていきます。
また、小粒のソイルを投入した場合は、沈まないで浮いてくるようなソイルもありますが、そのうち自然と沈むので大丈夫です。
ソイルの量
実際に撒いた量としては、こんな感じで、
表面が隠れるくらいの量を投入しました。
後景にある水草のあたりには、根がぎゅうぎゅうになっているのもあり、さらに多くソイルを投入しておきました。
撒く量がこれくらいであれば、3Lのソイルが1/3程度残るくらいです。
ソイルの種類
今回、僕が撒いたのはプラチナソイル(スーパーパウダー)で吸着系のソイルです。
栄養分を追加するわけではないので、吸着系ソイルを使用しましょう。
栄養系ソイルを使ってしまうと、養分が過剰になりコケまみれになってしまうかもしれません。
また、表面に撒くのを全体にしているので、より粒が小さい種類を使用するのがおすすめです。
ソイルを撒いた後の効果
砂利の上にソイルを撒いてみて、しばらく様子を見てみましたが、
こじんまりとしていたロタラ系の葉が少しずつ大きくなってきており、調子が良さそうに感じています。
とりあえず、僕の水槽では少なからず効果があったようです。
また、副産物的にエビの動きが良くなった気がします。
ついでに言うと、吸着系ソイルを導入したため水がピッカピカです。
大磯砂利水槽で、うまく水草が育たなくて悩んでいるのであれば、ソイルを上から撒くのもありかもしれませんよ?